ビットコインのオープンソースによって作成されたライトコインは、仕組みの点で似ている部分があります。またビットコインを金、ライトコインを銀として例えられていることでも知られています。ただ似ている部分だけではなく、異なっているところもあります。
はじめに違う点となっているのが、取引時に発生する承認時間の長さが異なっています。ビットコインが承認に必要な時間となるのが、10分とされています。そして、ライトコインの場合は、承認に必要となる時間が2.5分と大幅に短くなっています。そのため、素早く処理を行いたい決済や送金といった場合に利用するのが良いとされています。ただセキュリティ面に関しては、厳重にチェックが行われているビットコインの方が優れていると言われています。
また発行されている枚数によっても違いがあります。ビットコインの発行量が2100万枚に対して、ライトコインの発行量は、4倍以上の8400万枚となっています。これほど枚数に違いがある理由が、マイニングと呼ばれる採掘作業に発生する時間に違いがあります。ビットコインは10分に1度のペースで採掘作業するのに対して、ライトコインは2.5分の時間で新規採掘が行われています。同じ時間をかけた作業でも、次の作業に移るペースが速いので、基本ベースは同じものの発行量に違いが発生します。
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