仮想通貨とは?
仮想通貨を使って資産運用したいと思っているのであれば、どの取引所・販売所でトレードするかを決める必要があります。日本国内でも取引所・販売所はいくつかありますが、口コミで高く評価されているのがGMOコインです。以下ではGMOコインとはどのような取引所なのかについて、詳しく説明します。
GMOコインは2017年から運営が開始された仮想通貨の取引所です。仮想通貨取引所の中では後発ですが、GMOグループはインターネットサービスの中では大手です。東証一部上場なので経営基盤はしっかりしており、仮想通貨初心者の方でも気軽に取引できるでしょう。
アップデートも積極的に行っているので、使いやすい取引所としてユーザーの間でもおおむね評判は上々です。GMOコインでは仮想通貨の中でも、ビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・ライトコイン・リップルの5種類のコインを取り扱っています。
GMOコインは24時間・年中無休で取引できるシステムを導入しています。仕事をしている人の中には、平日日中などは取引が難しいという方もいるでしょう。しかしGMOコインであれば、深夜・早朝・土日祝日でもトレードが可能です。初心者の場合、大きな損失を計上したくないため、最初からあまり大きな金額でトレードしない方がよいでしょう。
GMOコインの場合、1回の注文数量は0.0001BTC~25BTCです。その時々のレートによって異なりますが、最低数百円程度からでも運用できます。これならお小遣いを使うような感覚で、気軽に資産運用できるはずです。
GMOコインではビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコインの5つの仮想通貨の取り扱いを行っています。ビットコイン、イーサリアムの2つは他の仮想通貨取引所でも取引されているメジャーな仮想通貨です。 特にビットコインはFXの取引でも利用されヤマダ電機やビックカメラなどでは決済に導入され、一般での使用がメジャーになりつつある仮想通過でもあります。
リップルはDMMビットコインやコインチェック、QUOINEXなどといった国内の取引所でも取り扱いがあり、一時期は時価第2位にまで躍り出た実績があります。 銀行間での送金実験などが頻繁に行われ、一般人の間でも実用化されるのが近いのではと予想されている通貨です。
ビットコインキャッシュは時価総額4位とメジャーな通貨で、性能面ではビットコインよりも優れていると言われています。 コインチェックやZaif、ビットフライヤー、フィスコ仮想通貨取引所、BTCBOXなどといった取引所でも取り扱いされている仮想通貨です。 また、2017年12月にはビットコインキャッシュが基軸通貨となっている取引所「CoinEX」が作られているので、今後が楽しみな仮想通貨の一つといえるでしょう。
ライトコインはビットコインとあまり性能が変わらない仮想通貨ですが、「スケーラビリティ問題」を解決できる可能性があると注目されています。
GMOコインで取り扱いされている仮想通貨の中ではとても地味なものですが、コインチェックやビットバンク、DMMビットコイン、BITPointなどでも取り扱っています。
仮想通貨の取引所を選ぶときに外せないのが「手数料の安さ」です。トレード1回ごとに手数料が引かれるので、余計なコストを抑えたいのであれば、マージンが安い所を選ばなければなりません。 GMOコインを利用するにはまず最初にお金を口座に振り込まなければならず、GMOコインの入金方法は銀行振込と、リアルタイム入金となる即位入金という2つの方法があります。
即時入金の場合他の取引所では有料にしていることが多いのですが、GMOコインでは「無料」で取引することが可能です。 しかし銀行振込手数料が発生する場合は支払う必要があります。また、多くの仮想通貨取引所では利益を日本円に換算して出金するときに出金手数料を支払いますが、GMOでは出金手数料も無料です。
仮想通貨はオンライン上で管理されているお金で、なぜ送金手数料がかかるのかという疑問を持つ人もいることでしょう。仮想通貨はオンライン上で取引されるもので、中央銀行や政府が管理しているお金ではありません。
仮想通貨を扱っているネットワーク内のPCでトランザクションの確認を行うことを「マイニング」、書き込みをする人物を「マイナー」と言い、マイナーに対して支払う報酬の資源が送金手数料なのです。
GOMコイン口座にある自分の資産をほかの取引所にある自分の口座やウォレットに移動するときの出金手数料も無料となっています。しかし他の取引所からGMOコインの口座に振り込む場合は、振り込み元の手数料が発生します。
仮想通貨を取引所でトレードするときには、買値(購入する金額)と売値(売却するときの金額)で注文するかを判断する必要があります。同一通貨の場合でも買値・売値に差がついてるのですが、買値と売値の差額のことを「スプレッド」と言います。
手数料が安い・無料といった取引所でも、スプレッドの差が大きくなっていくと、逆に損をすることがあるんです。GMOコインのスプレッドは、仮想通貨市場の中では高くもなく、安くもない「0.05%」です。他の仮想通貨取引所では手数料を安くしつつ、スプレッドの割合を大きくして収入を得ている場合が多いです。
GMOコインは手数料が無料、でスプレットが平均的な割合で、他の取引所と比較するとコストは少ないと言えるでしょう。
「レバレッジ」は自分の口座にある金額以上の仮想通貨の購入をすることのできる「信用取引」のことで、「5倍」と「10倍」の2つのレバレッジを選択することが可能です。しかしこのレバレッジにも手数料がかかります。
公式サイトではニューヨーククローズをまたいだときに建玉(約定済みで支払いの終わっていない仮想通貨)があった場合に、保管費用としてレバレッジ手数料を徴収するとしています。
取引当日の終値から計算した評価額に対して0.05%の割合で計算されますが、建玉ごとに発生する点は注意が必要です。
他の仮想通貨取引所と比較すると、GMOコインのレバレッジ手数料は特に高いわけでもないですし、逆に低すぎるというわけでもなく平均的な割合と言えます。
仮想通貨について興味があるけれども運用するのを躊躇している方も多いでしょう。その理由の一つとして、マウントゴックスの一連の事件が印象深いからではないでしょうか。
2014年にマウントゴックスというビットコインの取引所が破綻し、投資家に大きな損害を与えた事件です。しかしこれはマウントゴックスの代表が顧客の資産を横流ししていたことが問題でした。この出来事は仮想通貨の印象を著しく貶めるものでしたが、実際には仮想通貨のシステム自体に問題があったわけではありません。
GMOコインでは問題が起こらないように、いくつものセキュリティ対策を実施しています。まず顧客の資産と会社資産を分別管理し、会社が破綻したとしても顧客の資産は保持されます。さらにオフライン・秘密鍵を使ってハッキングにより資産流出できないような対策も講じています。内部不正やなりすまし対策の徹底、三井住友海上火災保険との連携など取引の信頼性を維持するために、さまざまなセーフティネットを用意しています。
先ほども紹介したように、GMOコインはGMOインターネットグループの傘下です。GMO証券やメーリングリストの作成サービスのfreemlなどを運営している会社です。インターネットサービスをしばしば利用する方なら、どこかで聞いたことのある方も多いでしょう。
GMOインターネットグループは各種インターネットサービスやレンタルサーバー事業を行っています。大きなグループ企業ですから、安心して利用できるはずです。サーバー運用のノウハウも持っているので、取引所のサーバーについても安定していると評判です。頻繁にサーバーがダウンしてしまうと、せっかくの利益確定や損切りができなくなる恐れがあります。このような懸念がないところは、GMOコインで仮想通貨の運用をするメリットといえます。
GMOコインでは顧客向けにスマホアプリも配布しています。スマホアプリですが、チャートなどが表示されます。GMOコインではFXや株式のチャートを参考して作成しているので、見やすいとユーザーの間でも評判です。また分析ツールとしてテクニカル指標なども活用できるので、今後の値動きの予想をより精密に行うことも可能です。これからGMOコインの仮想通貨取引所を利用しようと思っている人の中には、すでにGMOのFXや株式投資サービスを利用しているのであれば以降のしやすいはずです。
GMOコイン仮想通貨ウォレットでは、口座開設の申し込みをはじめ、仮想通貨の売買はもちろん、預入や送金が可能です。もちろん利用者情報の確認や変更、セキュリティ設定の変更や確認といったことを行うことができます。
そのほかにも各通貨の時価を確認することのできる「ウィジェット機能」が搭載されているので、前日との差やリアルタイムの価格を知ることが可能です。
GMOコインの公式アプリのビットレ君は仮想通貨FXに特化したスマートフォン用アプリです。 GMOコインで取り扱っている仮想通貨5銘柄をFXで取引することのできるアプリです。リアルタイムレートはもちろん、建玉サマリーや建玉・注文一覧、約定履歴といったものを表示することができます。
チャートエリアでは「単純移動平均線」、「指数平滑移動平均線」、「ボリンジャーバンド」、「一目均衡表」、「平均足」の表示が可能です。テクニカル表示は最大3本、横は最大2本まで表示可能で、「MACD」、「RSI」、「DMI/ADX」、「RCI]といったものを表示することができます。
注文方法も豊富で、「指値注文」や「逆指値注文」のほか、「OCO注文」、「IFD注文」、「IFDOCO注文」などがあり、アプリならではの使い勝手の良さで評判が良いようです。
GMOインターネットグループはIT業界では有名なところです。その傘下が運営しているGMOコインは仮想通貨業界では後発かもしれませんが、信頼性は非常に高いといえます。資産運用するにあたって、特にネットの世界ではセキュリティは何よりも重要です。実際仮想通貨取引所をめぐるトラブル・事件も過去に数件起きています。GMOコインでは、お客さんと会社の資産を切り離して運営されています。またネットに通常つながらないオフラインで資金管理を実施しています。しかも資金にアクセスするためには、特定の秘密鍵も必要です。このため、ハッカー攻撃にあって資金流出するリスクは最小限に抑えられているといってよいでしょう。