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ダッシュのチャート

ダッシュのチャート・相場

ダッシュのチャートは上昇しすぎ?その相場とは 

「ダッシュ」は2018年3月現在では、日本国内ではほとんど取引されていない匿名仮想通貨です。仮想通貨相場で2017年に海外の仮想通貨取引所でチャートが大きく上昇し、日本でも話題になりました。このようなチャートや相場の動きを見て興味を持った人も多いのではないでしょうか。ダッシュについて説明します。

ダッシュの特徴

ダッシュの最も大きな特徴は、送金の承認時間が約4秒と言われる即時送金システムです。ビットコインの約10分と比べるとかなり早いことがわかります。インスタントXと言われる機能が実装されており、マスターノードと言われる、取引の承認のみを行う専門のノードが存在します。

マスターノードは、1000ダッシュ以上を担保とし、専用のIPアドレスを持って、1時間以上の未稼働時間も許されない24時間端末を稼働する特別なノードのことです。ブロック報酬として45パーセントという高額な報酬が約束されており、高いハードルではありますが、条件を満たせば誰でもなることができます。また、ダッシュに関して意思決定をする議決権も持っています。

ダッシュは高いセキュリティも特徴です。X11という暗号技術を採用し、暗号化されたデータはハッキングされるリスクが低くなっています。X11とは、11種類ものハッシュ関数の組み合わせのことです。独自の暗号技術は高いセキュリティを実現し、匿名性を高めることにも寄与しています。 

ダッシュはプライベートセンドとインスタンドXを使う

ダッシュの匿名性について詳しく説明します。プライベートセンドとは、トランザクション形式で高い匿名性を持っているシステムです。コインミキシングという手法が取り入れられており、これは通貨の送受信の際に「管理ノード」を経由することで複数の送受信をシャッフルし、誰が誰に送ったのかはわからないようにするやり方です。

仮想通貨の総量は同じなので、通貨のやりとりが正確に行われたことは確実ですが、送信側と受信側の匿名性が守られ、誰が誰に送ったかはわからない機能なのです。多くの通貨が瞬時にやり取りされるため、取引の追跡はほぼ不可能とも言われています。

インスタンドXは、分散したコンピューターからアトランダムに承認用マスターノードを選出します。マスターノードに承認作業を一任することで高速承認を可能にしました。ひとりのマスターノードがすべてを行うため、さらに匿名性の高い承認作業になります。 

ダッシュのチャートの推移

ダッシュは2014年に公開されました。完全な匿名性の送受信で注目を浴びて相場は高騰しました。その後、相場は落ち着き、チャートも緩やかに推移していましたが、2016年に「monero」というダッシュと同じ匿名性重視の仮想通貨が高騰したこと、同じ匿名性の高い通貨「zcash」が登場したことで徐々にチャートに変化が現れてきます。

匿名性の高い仮想通貨の相場が徐々に上昇し始めたのです。さらに、2017年には一気に高騰しました。ダッシュなど、匿名性の高い仮想通貨は常に注目される立場です。ダッシュを所有していない仮想通貨ユーザーも、仮想通貨に多少興味があるというだけの人たちからもダッシュの相場とチャートは注目を集めています。 

ダッシュを購入するには

ダッシュはその特徴から、登場した時から大きな注目を集めていました。他の匿名仮想通貨同様、チャートが変化しやすく、相場の中でも特異な位置にあると言っていいでしょう。支払いの際の承認時間の短さからコンビニや自動販売機での使用も可能で、今後普及していくと考えられます。

残念ながら日本では、2018年3月現在、ダッシュを扱う仮想通貨取引所がありません。海外の取引所を利用する必要があります。海外の取引所は扱う仮想通貨の数も多く、手数料が比較的安価なところも多くあります。


海外のダッシュを扱う取引所を利用するなら

ダッシュを扱う海外の仮想通貨取引所で、比較的簡単に利用できるところを紹介します。Bithumbは韓国の取引所で、日本語対応が充実しており日本人のユーザーも多くいます。流動性が高く取引量が多いので相場は安定しており、見やすいチャートが特徴です。

口座の作成もほとんどが日本語でできるので、簡単に口座を開設することができます。手数料が安くなるクーポンを発行するなど手厚いユーザー対策も行われています。

Bittrexはアメリカの取引所で、190種類以上もの仮想通貨を取り扱っています。アルトコインの売買手数料が割安なことが特徴です。取り扱う仮想通貨の種類は200種類以上と言われています。

相場が安定し、チャートも分かりやすく直感でトレードを行うことのできる取引所と言われています。海外にはこの他にも多くの取引所があり、取扱量の多いところでは仮想通貨の価格の乱高下が少なく、相場が安定してトレードしやすいところもあります。 

ダッシュの相場・チャート まとめ

ダッシュを扱う国内取引所はなく、どのような相場、チャートで推移しているか確認するには海外のサイトに頼るしかありません。承認スピードの速さやビットコインなどにはない匿名性で注目を集めており、今後どのような相場でどのようなチャートを描くか未知の部分が大きい仮想通貨です。日本の取引所に上場されることも考えられます。今後のチャートにも注目していきましょう。

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