ライトコインのチャート・相場 | どこよりも使いやすく、どこよりもわかりやすく「Bit Journal」

ライトコインのチャート

ライトコインのチャート・相場

ライトコインのチャートと相場について

世界中に仮想通貨はいくつも存在しています。その中でも、最も知られた仮想通貨とも言われるビットコインは2009年1月に登場しました。そして、ライトコインは2011年10月に誕生しました。ビットコインだけでなくライトコインに投資をする方も数多くいますが、利益を出すのであればチャートや相場について研究をする必要があるでしょう。

そして、これからのチャートや相場を予想するには過去の動きについて知る必要があるのです。こちらでは過去のチャートや相場について解説いたします。こういった過去のデータを基にして投資をしましょう。

ライトコインはどこで相場が高騰したのか

ライトコインは2011年に誕生した仮想通貨で、LTCという単位で取り扱われています。誕生した直後は1LTC=200円台となっており、2013年10月ごろまでチャートに大きな変動はありませんでした。しかし、2013年末になると1LTC=5000円まで相場が高騰したのです。このチャートの動きは何が影響しているのでしょうか。

ライトコインの相場がこれだけ高騰した理由は、キプロス危機が影響していると考えられます。

キプロスとは東地中海に位置する国で、この時期に財政破綻を起こしてしまったのです。これによってキプロスの通貨の価値が無くなってしまい、預金を銀行から引き出せなくなってしまいました。

そして、キプロスではビットコインを購入することで、この経済危機を乗り越えた方もいたのです。そのため、ビットコインだけでなくライトコインなどの仮想通貨のチャートが上昇したと考えられます。そして、1LTC=5000円まで高騰したものの、2015年には1LTC=200円まで落ち着きました。

ライトコインは2017年に再度相場が高騰

ライトコインは2017年3月の時点で1LTC=400円台でしたが、4月になるとチャートが動き始めました。

これはライトコインがSegwitの導入を決めたことが影響しています。ビットコインやライトコインなどの仮想通貨は、取引量が拡大するとデータ容量が大きくなってしまい、取引に時間がかかってしまうのです。そのため、データ容量を圧縮する技術が必要になってしまいますが、それがSegwitです。

仮想通貨の世界においてデータ容量が拡大することはスケーラビリティ問題と呼ばれており、Segwitを導入する仮想通貨は少なくありません。日本産の仮想通貨であるモナコインもSegwitを導入した直後に相場が高騰しています。

ライトコインがSegwitを導入した2017年は仮想通貨が注目された時期で、これらの要因が組み合わさってこれだけ相場が高騰したと言えるでしょう。そして、2017年9月には1LTC=約1万円となり、2017年3月から比較すると半年間で約25倍になったのです。

ライトコインの2017年11月以降のチャート

2017年9月に相場が高騰したライトコインですが、11月には1LTC=約6000円まで落ち着きましたが、11月末になると再び相場が高騰し、1LTC=1万円まで上昇したのです。このタイミングでイーサリアムなどほかの仮想通貨のチャートも上昇しました。

しかし、これだけチャートが上昇したものの、その後すぐにチャートは下落してしまいました。

これはビットコインが20%下落したことが影響しています。この時期にビットコインが注目され、多くの投資家がビットコインの取引を行いました。そのため、取引所の処理量が増加してサーバーダウンや遅延が起こってしまったのです。

これによってビットコイン相場が約20%下落してしまい、ほかの仮想通貨も引っ張られる形でチャートが下落しました。特にライトコインは第二のビットコインと呼ばれていることから、ビットコインの影響を受けやすいのです。

ライトコインとビットコインとの違いについて

ビットコインをゴールドとするならば、ライトコインはシルバーを目指しているという言葉もありますが、これにはどういった意味があるのでしょうか。

ビットコインは発行枚数の上限が2100万枚となっており、小数点以下8桁まで分割されていますが、これでは管理がしづらいという欠点がありました。そして、生成間隔が10分かかってしまいます。

一方、ライトコインは4倍の8400万枚となっており、生成間隔が2.5分になっているのです。そのため、ライトコインはビットコインの欠点を補った仮想通貨と言えるでしょう。

ライトコインの相場・チャート まとめ

ライトコインは2011年に誕生した仮想通貨で、誕生直後は1LTC=200円台でした。

しかし、2013年末にはキプロス危機の影響を受けて、1LTC=5000円まで相場が高騰したのです。しかし、その後は再び1LTC=200円台まで落ち着きましたが、2017年4月にSegwitを導入したことで1万円台まで上昇しました。

その後、ビットコインの影響を受けて下落したこともありましたが、全体的に価格は上がっています。そのため、ライトコインには十分に将来性があると言えるでしょう。

 

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