モナコインのチャート・相場 | どこよりも使いやすく、どこよりもわかりやすく「Bit Journal」

モナコインは短期間で急速に相場があがっている

仮想通貨が広く浸透することで、主要な種類を中心に相場は上昇しています。それにもれずモナコインの相場も急上昇しています。チャートを見てみると、1年間だけでも急速に伸びていることがわかります。2016年の12月6日の相場を見ると1MONA=3.2円でした。

しかしここからチャートがはっきりと右肩上がりになっていることがわかります。そして2017年12月6日になると2000円台に到達しました。いかに急速に相場が高騰しているかお分かりになるでしょう。この1年間で650倍を超える価格の急騰です。

価格は落ちているけれども高値の状況が続く

2017年12月の初めに2,000円を突破しました。しかしチャートを見ると、まるで急峻な山のようにそこから下り傾向が続いています。2017年12月12日の時点で1,000円台に落ちてしまい、さらに2018年2月1日時点で1MONA=620円程度の相場に落ち着いてしまっています。このようなチャートを見ると、一発屋でもう価格は上がらないのではないかと思う人もいるかもしれません。

しかしこのようなチャートにおける相場の急落は、モナコインのせいとは言い切れません。実は2017年の終わりから2018年の初めにかけて、仮想通貨の規制が厳しくなりました。世界中で注目を集めるようになって、各国「これは無視できない存在だ」として、マークを厳しくしました。取引所が閉鎖になるなどさまざまな逆風が吹きました。ですからこの時期のチャートの推移を見てみると、仮想通貨は軒並み価格を落としています。何もモナコインに限った話ではないです。またチャートを見ても、モナコインだけ相場の落ち込みが顕著というわけではないです。

ちなみにチャートの値動きを見てみると、2018年3月中旬ごろの相場はさらに下がって330円前後です。これだけ下落が続いていると、購入してもいいものかと思う人もいるでしょう。しかし2016年12月の段階で先ほども紹介したように3円ちょっとでした。それと比較すれば、まだ100倍も相場が上です。まだ今後もチャートは激しい値動きをするかもしれません。しかし数円台というような以前の状態まで相場が落ち込む可能性は低いと投資家の間でも見られています。

モナコインは買いなの？

これまでのチャートを見てみると、下落局面に入っています。ということはモナコインを購入しても、利益を上げるのは難しいのではないかと思う人もいるはずです。しかし一概にはそうとも言い切れません。その理由として、なぜチャートが左肩下がりになっているかを考えてみると見えてくるはずです。先ほども紹介したように、2017年の年末から世界的に仮想通貨全般に逆風が吹きました。モナコインの相場が下落したのは何もこの仮想通貨そのものの問題ではないです。

そしてもう一つ、投資家の心理も大きく関係しています。チャートを見ると2017年相場がどんどん値上がりしていきました。この時期にモナコインを購入した投資家は、売り抜けをして利益確定したいという心理が働きます。2017年末あたりで仮想通貨の世界的な規制が厳しくなって、「そろそろ売ってしまったほうが相場のてっぺんでいいのでは？」と考える投資家が出てきました。できるだけ多くの利益を確保するために売り注文が殺到して、相場が下落してしまったという側面もあります。いずれもモナコインのネガティブな理由によって売却され、チャートが左肩下がりになったわけではないです。

売り注文が落ち着けば、相場の底も見えてくるでしょう。基本的に利便性の高い仮想通貨と評価されています。時価総額も2017年9月の時点では100位台でした。それが2017年10月には20位台にまで上昇しています。1,000種類以上ある仮想通貨の中でもこれだけの上位に位置していることが、ユーザーの間の信頼性の高さを反映しています。中長期的に見れば、安定した相場推移の期待できる仮想通貨と言えるでしょう。

モナコインの相場・チャート　まとめ

モナコインのチャートを見てみると、2017年の下半期から一気に右肩上がりになりました。そこから相場は下落トレンドに入っていますが、モナコイン固有の事情ではなく、仮想通貨全般の問題が影響しています。むしろ価格は数百円に落ち着いていますから、むしろ買いやすい仮想通貨になったともいえます。短期間で一気に急騰するのは難しいかもしれませんが、そのスペックの高さから中長期的に見れば相場があがり、利益確保しやすい通貨といえるでしょう。