仮想通貨とは?
仮想通貨を保有するためには、コインを保管する場所が必要となります。ウォレットとよばれます。種類はいくつかあり、取引所に保管しておく方法やウェブウォレット、ソフトウェアウォレット、ハードウェアウォレットが主なものになります。Gincoは次世代の仮想通貨ウォレットとよばれる、日本初の仮想通貨ウォレットアプリです。ここでは注目のGincoについて、特徴などを紹介します。
スマートフォンにアプリをダウンロードして利用するGincoは、種類でいうとソフトウェアウォレットということになります。スマートフォンにアプリをいれて使うタイプは、クライアント型ウォレットとよばれることもあります。
Gincoに限らずソフトウェアウォレットは、セキュリティ面に比較的強いと考えられています。オンライン上に保存する取引所やウェブウォレットには、ハッキングなど外部から攻撃されるリスクがあります。便利に使えるメリットはありますが、より安全に運用したい場合にはソフトウェアウォレットを選ぶ人も多いようです。
またスマートフォンで利用できるウォレットは、パソコンがなくても手軽に利用できるというメリットがあります。Gincoは日本で開発されたアプリなので、日本語表示で分かりやすいことも利用のしやすさを高めているでしょう。
Gincoでは仮想通貨の入金や送金、管理ができます。取引所からGincoでコインを送金して保管できるだけでなく、お店での決済や個人間でのコインのやり取りにも利用できます。
現在は未対応ですが、将来的には仮想通貨同士の両替や法定通貨の入金、資産状況がわかるポートフォリオ機能も順次対応していて、このアプリひとつで仮想通貨運用に必要な機能のすべてが集約することになります。
また2018年5月時点での対応通貨は、ビットコインやイーサリアムなどを含む12種類です。今後、さらにライトコインやモナコインなどのコインも追加される予定のようです。
仮想通貨の管理は難しいイメージがあるかもしれませんが、Gincoはシンプルなインターフェースで使いやすくなっています。開発している会社が目指すところは複雑な知識がなくても仮想通貨を使えるようにする、次世代のウォレットとすることです。仮想通貨時代の銀行として掲げて言います。
これまでのウォレットは海外発のものが多く、英語インターフェースでとっつきにくいものが多かったのに対して、日本発のアプリなのでもちろん日本語インターフェースになっています。日本人が利用しやすく、またシンプルな作りは説明書を必要とせず難しい知識なく利用できるようになっています。
仮想通貨の運用には、本来資産を守るための相当の知識が必要です。初心者が気軽に使うためには、難しい知識を持たない人でも資産を失わないようにするサポートをアプリ側でする必要があります。例えば、ヒューマンエラーを防止の対策として、バックアップキーの設定画面のスクリーンショットができない仕組みになっています。スクリーンショットすることで第3者に知られるリスクが高まるからです。
Gincoは手数料を安く設定されているのが嬉しい特徴です。ウォレット機能の実装にあたり外部APIに依存することなく独自にブロックチェーンにアクセスできるように開発されています。手数料はそのブロックチェーンの仕組みの上で最低限必要なものだけであり、付加価値としてプラスの手数料が設定されていません。これは現状では手数料を抑えて普及させることに重点をおいているからです。将来的に今よりも活用されるようになった場合には、安い手数料ながらも収益を上げる方法を考える方針のようです。
まずはアプリのダウンロードを行います。ストアから該当するアプリをダウンロードするだけなので、難しいことはありません。アプリを開くと「今すぐ始める」という項目があるので選択します。すると暗証番号設定の画面に移ります。暗証番号は6桁です。
任意の暗証番号を設定すると、ユーザー名入力画面に移ります。ここで設定したユーザー名は、送金相手にも知られるものになります。次に利用規約の画面に移るので、規約を読みチェックを入れたら「Gincoを始める」ボタンをタップすると登録完了です。特に難しい手順はないのですぐに終わるでしょう。
実際にアプリを開いて送金・入金を行う画面は非常にシンプルなので、見たままに操作できるようになっています。
Gincoは日本語対応、分かりやすいユーザーインターフェースと優れたウォレットということができるでしょう。機能はまだこれから対応予定のものもありますが、今後の開発が進めばさらに使いやすいをレットとなることが期待できそうです。使いやすくセキュリティ面にも優れたウォレットを探しているなら、チェックしておきたいアプリです。