Zaifとはどんな仮想通貨取引所?その特徴と評判を解説 | どこよりも使いやすく、どこよりもわかりやすく「Bit Journal」

Zaifとはどんな仮想通貨取引所?その特徴と評判を解説

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昔は仮想通貨といえばビットコインしか無かったのですが、時代の変遷と共に仮想通貨の種類は増えています。イーサリアムを筆頭に、ビットコインキャッシュやライトコイン、モナコインなど、有名なアルトコインもあれば、誰も知らないような無名の仮想通貨も存在します。

今や、仮想通貨はビットコインだけではないのです。もしかしたら、ビットコイン以外の無名の仮想通貨が今後、かつてのビットコインのように価格が高騰するかもしれません。

仮想通貨交換業者の一つであるZaifは、金融庁より認可を受けている国内の正式な取引所です。そして、Zaifは国内でも特に取扱銘柄が多い取引所でもあります。

今回はZaifについて、その特徴と評判を解説します。 

目次

Zaifの特徴

Zaif(ザイフ)は、テックビューロ株式会社が運営している仮想通貨の取引所です。2015年よりスタートした古参の取引所でもあります。

Zaifが取り扱っている仮想通貨の銘柄は、ビットコインやイーサリアム、ネム、モナコイン、ビットコインキャッシュなどがあります。

さらに、ZaifではZaifトークンやカウンターパーティートークン、ビットクリスタル、ペペキャッシュなどのトークンも上場しています。

アルトコインを取り扱っている取引所は多く存在しますが、トークンを取り扱っている取引所の数は多くはありません。Zaifは、国内では数少ないトークンを取り扱っている取引所でもあるのです。

Zaifは仮想通貨の現物取引だけでなく、FXにも対応している取引所です。ZaifのAirFXのサービスを利用すると、最大でレバレッジ25倍でビットコインのFX取引を行えます。

金融庁の規制もあってか、国内のレバレッジは最大で25倍が上限とされています。つまり、Zaifのレバレッジは事実上、国内で最大級の設定値ということです。

取引手数料に関してですが、現物取引とFX、どちらもほとんど費用がかからないので、Zaifならば低コストな取引を行えます。

Zaifは国内でも登録者数が多い人気取引所ということもあってか、仮想通貨の流動性はとても高く、板も常に厚いです。その甲斐もあってか、Zaifの板取引におけるスプレッドは非常に狭く、常に有利なレートで仮想通貨の取引を行えます。

他では扱っていない仮想通貨が上場していることに加え、人気が高く、出来高も多いZaifは一見するとオススメな取引所のように感じられます。しかし、実際はどうなのでしょうか? 

Zaifの評判

Zaifは国内でも特に人気が高く、利用者の多い取引所です。それだけ利用者が多いと、どれほど経営努力をしても、不満を持つユーザーが多少なりとも出てくるでしょうから、ある程度の悪評は仕方がないかもしれません。

ただ、Zaifにはそれ以上に無視できない悪評があります。例えば、サーバーなどがまさにそれです。Zaifのサーバーは不安定なことが多く、それがユーザーにとってマイナス要因になっている傾向があります。

Zaifは人気のある取引所ということもあってか、アクセスが集中する度にサーバーが不安定になり、取引がし辛くなることがあります。

それに拍車をかけるようにして、ここ数年はトラブルが多いです。

ビットコインの価格がチャート上ではありえないほど高騰、もしくは暴落するなどのトラブルが時々起こるということもあってか、ユーザーの中にはZaifに対して不信感を持つ人も現れているようです。

Zaifは利用者が多く、取引コストも安いなど、メリットが多いのですが、サーバーが不安定というデメリットも同時に抱えており、それが悪評の主な要因となっています。 

サーバーの不安定さについて

Zaifは昔からサーバーが不安定な取引所として知られています。特にここ最近は、利用者が増加したということもあってか、余計にサーバーの粗が目立つようになっています。

もちろん、Zaif側もサーバーが不安定なのは承知しているようで、改善に努めています。昔の不安定だった頃と比べると、ここ最近は安定するようになり、取引しやすくなっています。

ただ、それでもたまにサーバーが不安定になり、取引し辛くなることがあるので注意が必要です。もしもZaifの取引中にサーバーが不安定になった際には、一旦取引を中断し、落ち着くまで様子見をした方が良いでしょう。

もしもサーバーが不安定な時に無理をして取引をすると、注文をしてもなかなか通らず、焦るあまり連打した結果、大量の注文が入ってしまうなんてトラブルに見舞われる恐れがあります。

そのような事態を回避するためにも、サーバーが不安定な時は、しらばく何もせず、待った方が良いでしょう。 

取引ツールの質について

Zaifの評判を悪くしている要因はサーバーの不安定さだけではありません。取引ツールの使い難さも、Zaifの評価を下げる一因です。

Zaifを利用する場合、パソコンもしくはスマホで取引をすることになります。この時、パソコン版の取引ツールに関して言えば、それほど質は悪くはありません。こちらを利用することで、問題なく取引ができるでしょう。

その反面、スマホ用の取引ツールアプリの場合、質が悪く、ユーザーからの評価が低いです。

スマホ用の取引ツールアプリは画面が見辛く、操作性も悪いということで、ユーザーから敬遠されています。

このデメリットは、スマホではなく、パソコンで取引をしている限り、特に問題にはならないでしょう。ただ、スマホで取引をしたいという方からすると、Zaifのこのデメリットはどうにか改善して欲しいポイントでもあります。

2018年7月には、Zaifはついにスマホアプリの提供を終了すると発表しました。今後、新しいアプリが登場するかどうかは、現状では未定です。 

サポートの遅さ

もしもZaifで取引をしている時に何かしらのトラブルが発生した場合、まずはZaifのサポートセンターに連絡を入れ、なんとか解決してもらう必要があります。

このサポート対応について、Zaifはとても遅く、ユーザーからの評判を悪くしています。

ただでさえ仮想通貨はボラティリティが高く、価格変動リスクが大きい通貨なだけに、ちょっとした遅れが大損に繋がる恐れがあります。

Zaifは現在、人手不足に陥っているのか、サポートのみならず、口座開設の手続きも遅れが目立っています。

この対応の遅さを早急に解決できないと、Zaifの評価をさらに下げてしまうかもしれません。 

Zaifのメリット

サーバーの不安定さやトラブル、対応の遅さが原因で、評価を下げているZaifですが、必ずしもデメリットばかりではありません。Zaifならではのメリットもあります。

まず、Zaifはビットコインやアルトコインのみならず、トークンも扱っています。

Zaifより上場しているトークンの中には、今後の値上がりが期待されている有望なトークンもあります。アルトコインだけでなく、トークンの取引もしてみたいという方ほど、Zaifは相性が良いでしょう。

このように、取扱銘柄が多いというメリットに加え、Zaifはスプレッドが狭いというメリットがあります。

板取引におけるスプレッドの狭さは、その取引所の流動性に依存します。流動性が高くなればスプレッは狭くなるでしょうし、流動性が落ちればスプレッドも拡大します。

利用者が多いZaifのスプレッドは非常に狭く、ビットコインのスプレッドに関して言えば、時々10円まで縮小することがあります。

ここまでスプレッドが縮小すると、コストもほとんどかからないので、常に少ない負担で取引ができます。

そして、Zaifは国内でも最大のレバレッジ25倍でFXができる取引所でもあります。レバレッジが25倍だと、たとえビットコインの価格が100万円だったとしても、5万円もあれば1BTCの取引ができるため、非常にハイリスクかつハイリターンなトレードを行うことができます。

取引に自信のある方がZaifでFXを始めれば、短期間で高収入を得ることも夢ではないでしょう。 

Zaifの総評

サーバーがたまに不安定になる、対応が遅いなど、Zaifにも確かに評判が悪くなるデメリットがあります。他方で、良いところも多く、それらの利点こそZaifの人気の秘訣なのでしょう。

Zaifは、過去に何度も金融庁より業務改善命令を受けている取引所です。その度に努力をし、取引所を改善しているようで、最近は昔ほどサーバーが乱れなくなっています。

あとは対応の遅ささえ改善できれば、Zaifは取り扱い銘柄が多く、取引コストが安く、レバレッジ25倍でFXができるなど、魅力の多い取引所として評価されるでしょう。

一部のデメリットさえ除けば、Zaifは評価すべきポイントが多い仮想通貨交換業者です。

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