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ネムの歴史

次に来る?注目される仮想通貨ネムの歴史

 

ビットコインの普及や歴史に残る成功を背景に、投資家が次に台頭する仮想通貨を選定します。仮想通貨それぞれに歴史や特性があり、ハッキリどの仮想通貨だと指定するのは困難でしょう。しかし、歴史的に成功をおさめてきた仮想通貨があります。新しい経済活動をけん引する仮想通貨ネムの歴史や特性を紹介します。

ネムの歴史とは

ネムはビットコインなどの仮想通貨から得たアイディアやアルゴリズムを統合した仮想通貨で、もともとはNew Economy Movement(新しい経済運動)の略称です。仮想通貨の名称というだけでなく、仮想通貨による経済的自由機会の平等価値の分散化などを掲げ、新しい経済を作りあげることで多くの個人に力を与えることを目的としたプロジェクトとしてネムの歴史がスタートしました。

その歴史は2014年初頭におこなわれたICO(イニシャルコインオファリング)の発表に始まります。この時にはすでに公平性と平等主義という主張が明言されていました。発行される仮想通貨の単位はゼム(XEM)で総発行量は8,999,999,999XEM です。ビットコインのような採掘(マイニング)はなく、新規に発行されることもありません。

そのためマイニングの報酬はなく、ネットワークに貢献した人には収獲(ハーベスティング)という形で分配がおこなわれます。ネムの参加者がネットワークノードとして、Proof of Importance (POI)のメカニズムによってトランザクションの検証やネットワークの保護をおこなう仕組みです。

プライベートブロックチェーン「mijin」とネムの歴史

ネムの技術をベースにしたプライベートブロックチェーンとして生まれたのが「mijin」です。開発したのは日本の仮想通貨取引所Zaifを運営しているテックビューロ株式会社でした。開発後の2015年にはブロックチェーンの実証実験に「mijin」を採用するということを野村総合研究所と住信SBIネット銀行が発表しました。「mijin」は金融インフラにかかるコストを圧倒的に削減するとも言われ、実証実験でも勘定システムとしての機能が認められています。

また2018年3月26日にmijin v.2(カタパルト)のベータ版リリースが発表されました。このことでAPIサーバーと分離して、将来的にバージョンアップしやすくなり、開発効率を大幅に上げる事になります。

またAPIサーバーにNoSQLデータベースを採用することで圧倒的な処理能力も実現しました。これが将来的にネムに実装されればネムの処理スピードも大幅にアップします。

ビットコインでは1秒当たり7件の処理が可能ですが、ネムがアップデートされた場合1秒当たり最大で4,000件もの取引処理が可能であると言われています。これは仮想通貨としてはダントツのスピードです。日常的な買い物の決済手段としても優秀なため、金融機関などでも採用が期待されるでしょう。2018年にはカタパルト実装が予定されているため市場でも多くの人が注目しています。

ネムの特徴

ネムはマイニングコインと違って、すべてのコインが最初のブロックで分配されています。このコイン分配によって25%がマーケティングと開発費用とされ、75%はステークホルダーに分配されています。平等に分配することでそれぞれのステークホルダーが全通貨のわずかな量を管理することになります。通貨が分散されているため誰も価格操作ができず、他の参加者に大きなアドバンテージを取ることもできないと考えられています。

ビットコインのマイニングは電力消費も大きく、設備投資などに資金を注入できるグループが有利になりやすいと言われています。しかしネムでは報酬が偏らないようにしているため、一般の人々にも報酬が受け取れるチャンスがあるのです。

ネムは歴史的にEigentrust++を採用した初めての仮想通貨です。ネムではこのアルゴリズムによってP2Pネットワークの信頼性を構築しています。理論上では故意に偽りのデータが送信された場合はEigentrust++のアルゴリズムによってネットワークから排除されるようになっています。ネムでは歴史上初めてこのアルゴリズムによってネットワーク保護をおこないました。また、ネムのアルゴリズムを適用することによってトランザクションコストを削減するなど、データ管理やデジタルマーケティングでの活用も期待されています。

またネムはブロックチェーンにアクセスするためにHTTP APIを利用しています。このことでアプリケーションの開発がより簡単になるとともに、企業のビジネスモデルや事業の転換にも柔軟に対処できるようになります。 

ネムの歴史 まとめ

ネムはビットコインなどの仮想通貨とは違うコンセプトで生まれた仮想通貨です。仮想通貨の一つとしてだけではなく、ブロックチェーン技術のプロバイダーとしても歴史に残る仮想通貨ということができるでしょう。企業での採用など、私たちを取り巻く環境やこれからの歴史を大幅に改革する存在としてこれからも楽しみな仮想通貨です。

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