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リップルの歴史

近年注目の仮想通貨・リップルの歴史は?

 

2018年2月時点で仮想通貨の時価総額の3位に位置しているのがリップルです。業界で注目される通貨になったのは、大手金融機関などがその技術を取り入れているからです。ところでなぜこのような地位を確立できたのか、その歴史をたどってみました。

ビットコインよりも歴史は古い

リップルを考案したのは、ライアン・フッガーという人です。「リップル・ペイメント・プロトコル」と呼ばれるシステムを考案したのが2004年のことでした。ちなみに一般の方にとって仮想通貨=ビットコインかもしれません。このビットコインのシステムが論文発表されたのが2008年のことで、リップルはビットコインよりも歴史の古い仮想通貨であることがわかります。

このリップルの開発者ですが、バンクーバーの為替取引システムの開発に携わっていたといいます。金融の専門家がシステム開発しているため、しっかりとした根拠に基づき運用されていることもうかがえます。

金融のプロが続々参加

リップルの歴史を見てみると、さまざまな人物がかかわってくることがわかります。特にリップルの歴史の中でも大きなターニングポイントとなるのが、2012年のことです。ここでクリス・ラーセンジェド・マカレブという人物がこのプロジェクトに参加します。クリス・ラーセンは金融の世界で長年成功してきた投資家です。1996年にはEローンと呼ばれるオンライン住宅ローンを共同設立して話題になりました。またソーシャルレンディングのビジネスにも携わったことがあります。

一方ジェド・マカレブはリップルのコンセンサスアルゴリズムを考案した人物で、この仮想通貨の歴史の中で欠かせない人物といえます。ちなみにこのアルゴリズムですが、ビットコインのブロックチェーン技術をベースにしているものです。

またそのほかにも、かつて日本にあった仮想通貨取引所のマウントゴックスを創設しているのはこの人物です。マウントゴックスはその後ビットコインの流出事件が発覚して倒産しましたが、彼はその事件よりも前の時点でマウントゴックスを売却しているため、事件との関係はありません。

2012年9月には、システム開発者のラーセンが、このマカレブらにプロジェクトを譲渡しました。そしてオープンコイン・インクが設立されました。投資や仮想通貨に関する専門家がプロジェクトに参加したことで、リップルプロトコルの開発がこれを機にどんどん進んでいきました。

2013年にリップル・ラボに社名変更

2013年もリップルの歴史の中でも重要なポイントになります。オープンコイン・インクからリップル・ラボに社名変更されたからです。そしてこの少し前にマカレブが退社して、グレッグ・キッドという人がCTOに就任しました。彼が参加したことも歴史の中で大きかったといえます。彼がCTOだったのは2年間ですが、その間にアメリカのファイナンシャルグループのNACHAに加盟を果たしたり、アメリカ財務省の官僚を務めていた人がアドバイザーに就任したりして、優秀な人材がさらにかかわることになりました。

2015年10月には、さらに現社名であるリップル・インクに変更されました。歴史的に見ると、これから仮想通貨業界の中でも注目を集めるようになりました。というのも世界中の大手金融機関が、リップルのシステムを採用したためです。日本でもメガバンクのような大手企業が採用を進めているほどです。

2017年にロックアップを発表

2017年も歴史の中で重要なポイントになります。というのもリップル・インクがロックアップを発表したからです。ロックアップとは、一定期間マーケットに持ち株の売却をしないと保証することです。2017年のロックアップでは、616億のコインの中でも550億が該当します。

このようにコインをマーケットに出さなくすることで、大量売却によって価格の暴落リスクを防げます。このため安心して取引ができると、仮想通貨投資家の間の注目を集めるようになりました。2018年以降には、毎月10億コインがロックアップの期限を迎えます。毎月着実に一定量が市場に出回るようになって、流動性が高まりつつあります。このため、リップルで運用するのであれば、ロックアップ解除前後の値動きには関心を払ったほうがいいでしょう。


このように歴史的に見ても、金融業界の専門家が続々かかわることで仮想通貨としての信用度もアップしました。また2018年からはロックアップ解除も進み、市場に出回るボリュームも厚みが出てきつつあります。なので価格も動きやすくなるとみられています。

また2017年ごろから多くの企業がネットワークを使った実験を行い始めていて、2018年以降もその流れが続くとみられています。2018年にはさらに国際送金企業や中央銀行との連携も発表されています。ですから当面この仮想通貨は業界の中でも注目を集めるでしょうから、投資を検討している方は今後のリップルの歴史も要チェックといえます。

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